――子育て支援に全力――

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私が6期24年に及ぶ議員生活の中で最も力を注いできたのは「子育て支援」です。なかでも平成4年に、世田谷区が東京都や各区に先駆けて「子ども医療費無料化」の制度導入を実現し、15年かけて中学3年生まで拡充できたことを、大変うれしく思っています。

私が区議会に初当選した平成3年は、ちょうどバブル経済がはじけた年で、小さなお子さんを抱えたお母さん方とお会いすると、かならず「子どもの医療費、何とかならないでしょうか」とのお声を頂きました。わが家も2男1女の子育て真っ最中。そのお気持ちは痛 いほど分かりました。 当時、乳幼児医療費の助成は「医療保険」が扱う課題とされ、市区町村が「福祉政策」として取り組んでいる地域はごく少数でした。しかし、私はお母さん方の子育てに対する不安と負担を軽くすることこそ政治の使命であり、議会の仕事だと切実に感じました。そして、この乳幼児の医療費無料化を実現できれば、さまざまな子育て支援を推進する突破口 になると確信し、まだ40歳の1期生議員でしたが、党の先輩に思いのたけを話して、その秋の区議会代表質問で取り上げてもらったのです。

公明党の主張が実り、翌平成4年、2歳児までの医療費無料化が実現しました。その時の 若いお母さん方の喜ぶ姿とともに、「政治ってすごいですね。私たちの暮らしをこんなに助けてくれるんですから」と話していた言葉が忘れられません。 皆さまの暮らしをもっと便利に、もっと元気に! それが私の政治信条となりました。

この平成4年11月の区議会で私は訴えました。「安心して子どもを産み育てられる環境の整備は、二十一世紀を展望した場合、とりわけ重要な課題であります。その意味で、乳幼児医療費の無料化は今後、東京都も追随するようであり、恐らく国をも動かしていくこ とになろうかと思います。区当局においても制度の一層の充実を要望しておきたい」と。

その後も拡充を訴え続け、平成10年に6歳児未満まで、平成17年には小学3年生まで、所得制限なしで拡充しました。このときは財政当局と丁々発止、わたりあい、最後は区長に 直談判して予算に盛り込んだことも思い出です。そして平成18年に現在の中学3年生まで の無料化が実現。世田谷区は東京23区でも最高レベルの助成を継続しています。