党東京・世田谷総支部青年部 啓発イベントを開催

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なくそう! 危険ドラッグ――。公明党東京都本部世田谷総支部(中島義雄総支部長=都議)の青年部は昨年12月23日、若者の薬物に対する意識啓発イベント「setagaya youth forum(セタガヤ ユース フォーラム) 2014」を世田谷区内で開いた。同イベントでは、薬物問題の専門家による講演や、参加者と講師らによるトークセッションが行われた。これには、栗林のり子都議や党世田谷区議団も参加した。

若者に薬物の正しい知識を
乱用防止に向け、教育と取り締まり強化必要

危険ドラッグの使用による交通事故や犯罪が急増し、社会問題となっている。昨年6月には東京都豊島区で30代の男性が危険ドラッグの使用直後に自動車を運転し、中心街で暴走させた事件が発生。12月には世田谷区で、女性が危険ドラッグ使用者に刃物で切りつけられる事件も起きた。
こうした中、同総支部青年部は、薬物の危険性など、正しい知識を深める機会が必要だとして、イベントの開催を企画した。
この日は、日本薬物対策協会世話役の馬崎奈央さんが「薬物の真実―危険ドラッグを中心とした薬物の基礎と現状―」と題して講演した。馬崎さんは、中高生を対象にした調査のデータなどを通して危険ドラッグを取り巻く状況を述べ、「危険ドラッグはNOと言える社会をつくろう」と訴えた。
講演後は、栗林都議を交えて質問形式でトークセッション。参加者からは、「薬物の乱用者が増え続けるのはなぜか」「小・中学校では、教科書の座学だけでなく、映像などを使って、薬物依存のリアルな現状を伝えるべきではないか」など、具合的な質問が相次いだ。
これに対し馬崎さんは、増え続ける理由として「危険ドラッグは覚せい剤などと異なり、安価で容易に入手が可能であるとともに、「○○ハーブ」といった名称から『植物だから大丈夫』という誤った先入観がある」と強調し、薬物に関する正しい知識を身に付けることが重要だと述べた。
「薬物依存の現状をリアルに伝えるべきではないか」という意見に対しては、「逆に薬物への興味を持たせてしまうこともあるため、相手によって内容に気を配らなければ危険性は正確に伝わらない」とした上で、「最終的には相手の心にまで、薬物の怖さが届かなければならない」と強調した。

栗林都議、党区議団も参加

栗林都議は、都議会公明党の薬物問題に対する取り組みに言及し、「公明党の強い訴えで、都の薬物乱用防止条例の規制を強化することができた」と力説。また、再乱用防止に向け、薬物依存者の社会復帰をめざす支援センターの開設が急務だとし、「薬物で苦しんでいる若者を一人でも多く救っていきたい」と決意を述べた。
イベントに参加した川西秀美さんは、「ちまたに危険があふれていることをあらためて知った。若者に薬物の危険性を教えていくことが必要だと感じた」と語っていた。

(2015年1月12日付 公明新聞より転載)